火
18
10月
2011
カタログ研究 第2回/カタログの「検索性」について考える
デジタル・アド・サービス 田島(たしま)と申します。
前回のカタログ研究は、「表紙」について考えてみましたが、今回はカタログ制作において、使いやすさの要となる「検索性」について考えてみようと思います。
まだまだまとまっていないところもありますが、何かしらの参考になればと思います。
検索は「愛」なのです。
検索は、そのカタログを始めて見る人でも分かりやすく設計することが重要です。そして、カタログの内容を理解するほど検索しやすくなるのが理想的です。
そのためには、あらゆる検索ケースを想定し、時には素人の、時には熟練者の気持ちになって設計することが求められます。
また、使いやすさ・探しやすさというユーザビリティは、次にカタログを使ってもらえるかに関わりますので様々なケースを想定して設計すると良いと思います。
検索の種類
さて前置きが長くなりましたが、検索の種類を考えます。
- Contents(目次)
- ツメ
- カテゴリ扉
- Index(索引)
カタログの検索手段は、主に上記の要素から成り立っています。
単独でも探しやすくなるのはもちろん、さらにはそれぞれが連携することでより分かりやすい検索が可能になります。
この中で、今回は、Contents(目次)について書いてみたいと思います。
1:Contentsの価値と掲載位置
コンテンツとは、そのカタログに掲載されている商品種類を一目で把握でき、ユーザーが目的の頁へのアクセスをスムーズに行うためのものです。
テーマパークの入り口にある地図みたいなものですね。
そのため、カタログの作成時、コンテンツへのアクセスを簡単にするための掲載位置や設計は重要な課題となり、カタログを見る時に開きやすいところに配置する必要があります。
表紙をめくるとコンテンツがある一般的な例。コンテンツへのアクセスがしやすい。
巻頭に企画頁を掲載したい場合、コンテンツが中に埋もれてしまう。なので、企画頁のヨコ幅を短くし、コンテンツへのアクセスを容易にした設計。
2:Contentsのカテゴライズ
コンテンツを作成するためのポイントは商品のカテゴライズ。
ユーザーがどのようにその商品に対してアクセスするかを想定し、カテゴライズすることが必要になる。
また、商品のカテゴライズは、カタログの全体構成(ページネーション)に関わってくる重要な要素であるため、ユーザーが選定しやすい構成を考えなければならない。
〈例〉
- 「デスク」「チェア」など商品で分ける。
- 「切る」「挟む」など用途で分ける。
- 「かわいい」「COOL」などイメージで分ける。
- 「和風」「洋風」などテイストで分ける。
学校向けのカタログ カラフルなトーンの魅せるコンテンツ。大きく8つのテーマにカテゴライズされており、それぞれのカテゴリ色に分けられ、その下の階層に細かい商材が展開されている。生徒をあずかる身として関心の高いセキュリティや救護に関わる「安全・安心」というカテゴリがある。表現としては、それぞれのカテゴリの大まかなイメージをイラストで表し、商品写真も小さく入れ判別しやすくしている。
詳細拡大図
カーテンレール専門カタログ 商品群が1種類の専門カタログ。カタログを見るユーザーのターゲットがある程度絞られるためコンテンツ自体の作りは、デザインや機能で分けられたシンプルな構成。その代わり、今年の新商品がクローズアップされ紹介されており、リピートユーザーなどへの広告効果を狙っている。コンテンツページはよく見られるので、効果的な手段。
詳細拡大図
ショップ向けユニフォームカタログ アパレル系専門カタログ。ユニフォームのコンテンツのカテゴライズも、業種で大きく分け、その中でデザインテイスト別に展開している。また、新商品・定番品などをトピックスでも検索できるようにして、見せたい 又はよく使われる探し方をガイドしている。
詳細拡大図
まとめ
このように掲載商品によって、カタログを使用するユーザーによって、様々なコンテンツの表現・工夫があります。
ただ、ポイントはやはり「使いやすさ」「探しやすさ」=ユーザビリティだと考えます。
デジタル・アド・サービスでは、カタログの検索性についてのご相談を承っています。
どうもカタログで商品が探しにくい、という方はこちらからお問い合せください!
それでは、今回はこの辺で。
次回はカタログならではの機能「ツメ」について書こうと思います。




