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12月

2011

カタログ研究 第3回/カタログの「ツメ」について考える

こんにちは。デジタル・アド・サービス 田島(たしま)と申します。

前回は検索機能の一つ「コンテンツ」についてご紹介いたしましたが、今回は「ツメ」について考えていきます。

 

「ツメはカタログの案内人」

早速ですが、カタログにおける「ツメ」とは、どの部分を指しているかご存じでしょうか?

ツメとは紙面の外側に付けられるインデックスのことで、各カテゴリを区分けするためのモノです。

 

カタログ表紙画像 「ツメ」とは、カタログの…
カタログの側面 ツメが見える この部分です
カタログを開いたところ 開いたところ

「ツメ」は基本的に色で分けられており、カテゴリの境目が分かりやすくなるように設計されています。

 

 

この「ツメ」の設計は、カタログの厚さ(頁数)によって変わってきますが、今回は、比較的厚めのカタログ(50p以上~)について書いていきます。

 

 

「ツメ」の設計にあたって最も重要なポイントは、「閲覧したいページへの案内人」であることです。

その際に有効なのが、前回ご紹介した「Contents(目次)」との連動です。

コンテンツ コンテンツ
カタログのCONTENTSのページ このように、色と場所で連動させます

こうすることによって、カタログをよく使う営業の方、代理店の方、発注担当者などは、索引を使わなくても目的のページの目星が付き、パラパラめくりながら商品を探すことができます。

スピーディに目的の商品にたどり着けるわけですね。

 

では、具体的にどうやって探すのでしょうか。

カタログの側面 たとえば、ここを探したい
カタログの目的ページを探している パラパラパラー…
だいたい近いページが見つかりました。 だいたい近いページが見つかりました。

そして、だいたいのページが見つかったら、そのページの端を見ます。すると・・・・

 

ツメがさらに細かく分かれている! ツメがさらに細かく分かれている!

この、細かい「ツメ」のことを、DASでは、「詳細ツメ」と呼んでいます。

この「ツメ」は、今、自分が見ているページが、目的のページより前なのか後ろなのかを判断するのに使えます。

 

左ページのツメは左利きの人が使えますね。 左ページのツメは左利きの人が使えますね。

では、おさらいしますと、前述の「ツメ」の設計では、ユーザーは、1.contents(目次)で目星をつけ、2.ツメでだいたいの位置を指定して、3.詳細ツメで、ページをパラパラめくり、4.たどり着く、という行動になります。

 

しかし、これはあくまでも「ツメ」のひとつの形です。

繰り返しになりますが、カタログの厚さや商品の種類によって「ツメ」の設計は変わってきます。

では、「ツメ」にはどんな種類があるのでしょうか。

 

これより、代表的な「ツメ」のカタチを3つご紹介します。

 

■階段式

カタログの上から下まで階段状に配置する。「ツメ」として最もスタンダードなカタチ。

 

○メリット

・シンプル故に汎用性に優れる。また、仕組みの理解が早い。

 

○デメリット

・特になし

 

○向いているカタログ

幅広いジャンルで利用される、平均的なカタチ。可もなく不可もなく。

 

階段式のツメの例 階段式のツメの例

■全出し式

すべてのカテゴリを一列に配置する。

 

○メリット

・どのページを開いていてもカテゴリの全容が把握できるため、

覧たいページへのアクセスが容易である。

 

○デメリット

・カテゴリ数が多い場合や、種類が多岐にわたる場合、カテゴリを一列に掲載できない。

 

○向いているカタログ

・専門カタログなど、ある程度カテゴリ数が絞られる薄めのカタログ。

 

 

全出し式のツメ 全出し式のツメ
拡大したもの。このようにどのページを開いていても全てのカテゴリが掲載されています。 拡大したもの。このようにどのページを開いていても全てのカテゴリが掲載されています。

■W式

カテゴリを「ツメ」で分けたのち、

さらにそのカテゴリ内でも区分けが必要な場合に使用。

 

○メリット

カテゴリー内の階層が深い場合に最適。

(例:事務用品>文具>消しゴム>)

 

○デメリット

・仕組みを解読する必要がある。

・ツメの部分にボリュームがあるので、誌面をスッキリ見せられない。

 

○向いているカタログ

・アスクルなどの多種商品を扱う総合カタログ

 

W式のカタログ W式のカタログ

まとめ

第3回目のカタログ研究はいかがでしたでしょうか?

いままで何気なく使っていた「ツメ」には、使われる人のことを考え、状況に合わせた工夫が施されています。ちょっとしたアイデアと思いやりで、カタログの検索のしやすさは格段にアップするのです。

弊社提案には必ず盛り込むところです。

 

デジタル・アド・サービスでは、カタログの検索性についてのご相談を承っています。

どうもカタログで商品が探しにくい、という方はこちらからお問い合せください!

 

 

さて、それでは次回は「扉」ページについて考えてみたいと思います。

 

お楽しみに。

 

 

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