カタログ

世界のカタログ

January 28, 2015

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世界各地の様々な人種の方が、紙媒体=カタログを使って購入したりビジネスしたりと、選ぶ行為を楽しんでいると思います。
カタログ制作を志す人間として、世界に羽ばたいて世界のカタログ制作を味わってみる前に少し調べてみました。

 

IKEA

1.世界各国の文化が招くユーザー視点の配慮
サウジアラビア版IKEAのカタログで女性の写っている写真が掲載されて大変問題となりました。もちろん修正はされていると思うのですがIKEAは写真は各国の趣味、趣向に合わせて微妙に調整しているそうです。
調べてみても、商品ラインアップはもちろん国ごとに微妙にページネーションが違う結果となっています。運営は世界各国のフランチャイズ企業がしていますが、カタログ制作はスウェーデンでグループで一括で一年かけて制作しています。細かい売れ筋や、国の背景など41カ国27言語で制作し、世界最大級の出版物だそうです。世界最大級をぜひ味わってみたいです。

タウンページ

2.電話帳も電話番号のカタログです
日本でもほとんど電話帳を見なくなりました。携帯電話の普及やパソコンでの番号管理など、デジタル社会が一気に普及して10年前後で一気に見なくなりました。そんな中、世界にも電話帳はまだあります。アメリカ、スイス、イギリス、ハワイ、グアム、シンガポール、タイ、インドネシア、台湾、香港、韓国、インドなど。国は違えど電話帳はあります。
たとえばアメリカはイエローぺージと呼称され、写真やイラストを利用した全ページ広告も多く、巻末には商品分類で各種サービスを探しやすくするためのインデックス表がついています(日本のタウンページに似ています)。そして、コンシューマー編(家庭用・個人向け)とビジネス編(企業向け・業務用)に分類され、制作されているようです。しかし、電話番号に間違いがあってはならないこのご時世、校正するのがぞわぞわするほど大変そうです。校正技術も日々進歩しているとはいえ数字だらけのカタログを校正しているのはすごい労力だなと感じます。

CMYK

3.世界の印刷技術
日本のような狭い国土の中で印刷大企業が存在するのはごくまれで、アメリカは大きな工場でたくさん紙を使ってたくさん印刷するダイナミックさが売りのようです。一方ヨーロッパは印刷部数は少ないロットで無駄無く印刷、こじんまりとしているが品質が売りのようです。また急成長を遂げるアジアでは、インドをはじめ人件費が安い分アウトソーシングが増えているのが現状です。もちろん技術も文化と対になる部分もり、まだ十分とは言えないかもしれませんが水準を満たそうとする企業が増えているようです。
僕自身ここ10年で制作環境同様、日本の印刷水準もかなりの品質を維持しているなと実感しています。そんな中、技能五輪国際大会なる物があり印刷技術を競うオリンピックが開催されており、日本はやはり好成績を収めているようです。意外とヨーロッパが高い技術を持っている印象を持ちます。どんな内容なのか気になります。
大会の詳細はこちら。(https://jfpi.or.jp/technology/olympics/index.html

豆本

4.世界の技術力日本!豆本!
0.95mm角の豆本を凸版印刷が作成しギネス記録となっています。その技術は偽造防止などのための印刷に使われ世界でも屈指の技術として重宝されているのです。なんとその文字サイズは、最小で0.23mmほどで想像もつかないほどです。このサイズのカタログもできないことはないので、いつか提案したいものです。世界は広いですが日本の技術はカタログに限らず、世界に誇れる物だとうれしいかぎりです。
http://www.toppan.co.jp/archives_news/article558.htmlより)

 

様々な視点から世界のカタログを見ましたが、やはり使う人あってのカタログだと思うのです。その土地の様々な物にふれ一番ベストな物を作り上げるという行為はどの国に行っても志を持っていれば可能であり、やりたいことの一つでもあります。
「日本だからこう作る」ということは世界では通用しない気がしますが、世界基準のカタログをさらによくする技は日本にはあると思います。
その技を携えいつか世界に!

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ライター紹介

IMAMURA.T

クリエイティブディレクター

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