ラボ

全天球カメラと全方位動画

April 6, 2015

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まずはこちらの動画をご覧ください。

上野公園の桜 – Spherical Image – RICOH THETA

こちらは上野公園の様子を撮影した動画です。
満開の桜の中、お花見をする人でごった返しています。

では、こちらの動画をマウスで上下左右にドラッグしてみてください。

動画の視点が変わりましたね?
普通の動画では視聴する人が映像を操作したり視点を変える事はできませんが、この動画は360度どの角度からでも好きなように観ることが出来ます。

このような動画を「全方位動画」と言います。
「360度パノラマ動画」や「全天球動画」と言ったりもします。

通常の動画とは違い、撮影された周囲全てを見渡せるのが特徴です。
こういった動画は、普通のビデオカメラでは撮影できません。
「全天球カメラ」という特殊なカメラで撮影をする必要があります。

このカメラは価格も高く、一般にはあまり馴染みのないものでした。
ですが、ここ1〜2年ほどで気軽に撮影できる比較的安価な製品が発売されています。
この動画もそういった安価な全天球カメラで撮影をしたものです。

使用した全天球カメラについて

弊社では全天球カメラの中で、RICOH THETA(シータ)という製品を使って撮影しました。

ROCOH THETA

 THETAはiPodや何かのリモコンの様な形をした細長いカメラで、表と裏にそれぞれレンズがついています。
この2つのレンズで同時に撮影をして、撮影後に動画を合成して全方位動画を生成します。

操作も簡単で、電源を入れたら筐体の中心に据えられたボタンを押すだけで撮影できます。
三脚用の穴がついていて、今流行りの自撮り棒を付けることもできます。

THETA + 自撮り棒

スマートフォンと連動して撮影できるので、高く掲げたままでも撮影を始められます。

撮影中のTHETA

今回の動画を撮影した時も、このように自撮り棒を付けて持ち上げて撮影しました。

こちらの動画は、THETAで撮影したものをYouTubeにアップロードしたものです。
Google Chromeで見ると全方位動画として見れますが、それ以外のブラウザでは通常の動画として再生されてしまうため、歪んだ動画が見えます。
全方位動画は、複数のレンズで撮影した動画を合成しているので、専用のビューア以外ではそのような映像になります。

Google Chromeとその他のブラウザでどのように違うか、ぜひ見比べてみてください。

全方位動画の画質について

今回撮影した動画はHD画質の解像度で撮影されているので高精細ではあるのですが、全方位動画は通常の動画とは違って、きれいな動画とするにはより高い解像度を必要とします。
高価格帯の全天球カメラであればもっときれいな動画になると思いますが、安い価格帯の製品では一世代前のコンパクトデジカメ位の画質になってしまいます。

また、複数のカメラの動画を合成するため、全方位動画には、カメラ同士の継ぎ目が存在します。
そのため、光のあたり方によっては動画の繋ぎ目が目立ってしまう場合もあります。

こういった技術的な部分については、いずれ解決されてもっときれいな映像を楽しめることになると思います。

全方位動画をより楽しむ方法について

全方位動画はパソコンのマウスでグリグリして見るのも面白いのですが、それよりもスマートフォンを使って見る方が楽しいです。
スマートフォンのジャイロセンサーを利用して、スマートフォンの向きと動画の向きを連動させたビューアアプリも色々と出ています。
そういったビューアアプリとGoogle CardbordのようなVRグラスと合わせる事でより没入感のある映像を楽しむことができます。

cardboad

全天球カメラは撮影した後も大勢で楽しめるカメラなので、お花見や飲み会などのイベントに持ち出しています。

全天球カメラも全方位動画も、まだまだ伸びていく分野だと思うのでこれからがとても楽しみです。

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TADASUKE.W

エンジニア

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