CATALOG LOVER’S

第4回 検索性向上作戦! 索引作りはジャンル分けがキモ!

February 29, 2016

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ログ子前回で、カタログで一番大事なことは「検索性」で、検索性を高めるためには、インデックスが重要ということはわかりました。
でもインデックスって、商品ページができあがらないとページ数もわからないから、作るのは一番最後になりますよね。

カタログ博士:たしかにそのとおり。インデックスは最後の最後にならないと完成させることはできません。
でも、「ユーザーが、こういう検索行動をとるであろうから、こういう索引を作るべきだ」という方向性は、実はレイアウトやデザインを考えるよりも先に考えなければならないことなんです。

ログ子
なるほど。「カタログは、検索が命」だからですね。

カタログ博士:そのとおり。よく覚えていましたね!
今回は、どんなふうにインデックスを作るかについて話しましょう。

50音順のインデックスなら商品名を50音順に並べるだけだから、簡単です。でも、正確に商品名を知っている人は案外少ないものです。そういう人が一番使うのが、ジャンル別のインデックスです。

たとえば、この学校の備品カタログ(A)では商品のジャンルを、「学習支援用品」「OA・サプライ用品」「日用品」というように分類しています。uchidas
(A) 学校備品カタログ

こちらの、オフィス用品カタログ(B)では、「事務用品・事務機器」「パソコン周辺機器」「生活用品」といった分類をしています。askul
(B)オフィス用品カタログ

カタログ博士:たとえば、おなじ「乾電池」でも、(A)のカタログでは「日用品」の分類に、(B)のカタログでは「オフィス用品」の分類に入っています。

 ログ子:なるほど~! そのカタログの対象者が、どんな人かによって、ジャンルの分け方や名前は違うということですよね。オフィスで働いている人向けのカタログなら、「学習支援用品」というジャンルは必要ないわけだし。
でも、どんなジャンル分けやジャンル名が、ユーザーにとってわかりやすいのか、そこが難しいですね。

 カタログ博士:ログ子さん、冴えてますね~!

実は、検索性を高めるために一番大事なのが、「ジャンル分け」なんです。

探している商品が、どのジャンルに含まれるのか、直観的にわかるジャンル分けが望ましいですが、これがなかなか難しいのです。

よいジャンル分けの条件は、次の3つです。

(1)ジャンル数が多すぎないこと
ジャンル数が多すぎると、どこにあるのか探しづらくなります。

(2)階層が深くなりすぎないこと
アイテム数が多い場合は、ジャンルを階層分けしたほうがわかりやすい場合がありますが、階層が深くなりすぎると、検索性スピードは落ちます。多くても、大項目、中項目、小項目の、3階層までが限界でしょう。
たとえば(A)のカタログで「ファイル」を探すと、大項目「文具・事務用品」→中項目「ファイル」と、2つ目の階層で見つけることができます。
(B)のカタログでは、大項目にいきなり「ファイル」があり、そこからさらに、「クリアフォルダー」「フラットファイル」「リングファイル」といった中項目で商品が絞り込めます。

(3)ジャンル名がわかりやすいこと
「文具」「OAサプライ」など、単語を聞いただけで、だいたいどんなものがあるかイメージしやすい名前をつけること。
「さくさく仕事がはかどる」「店長のお墨付き」など、広告ではおなじみのキャッチコピーは不要です。カタログは実用重視。わかりやすさが命なのです。
また、ジャンル名は短めがいいでしょう。あとで話しますが、「ツメ」を作るときに、ジャンル名が長すぎると、文字が小さくなって見づらくなり、検索性が落ちてしまうのです。

次回に続く)

<今回のポイント>
・企画段階から、どんなインデックスを作るか考える
・検索性のいいインデックスは、ジャンル分けが命
・ジャンル分けのポイントは、
 (1)ジャンル数が多すぎないこと
 (2)階層が深くなりすぎないこと
 (3)ジャンル名がわかりやすいこと

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