デザイン

WordPressでできる? 企業サイトの現状とこれから (前編)

May 9, 2016

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全国のWordPress使いのウェブ制作者の皆さま、こんにちは。
新潟オフィスの井上です。

わたしはウェブの業界に入って8年ほどになりますが、 ウェブ制作を始めた初期の頃からWordPressを使って制作する事が多いです。

弊社は大量ページのカタログ、いわゆる「総合カタログ」の業務がメインのなか、 最近ではここ新潟オフィスでもウェブサイト制作の案件が多くなってきました。

WordPressに興味があって調べている方には、「そもそもCMSとは、、、」 という話はもう飽きるほど耳に入っていると思いますので割愛しますが、「CMS(コンテンツマネジメントシステム)」の名の通り データベースによって投稿が管理されており、その管理画面によって掲載内容が制御されているウェブサイトのことを指します。

いま皆さんがご覧になっているこのサイトもWordPressを使用しているのですが、
CMSは数あれど、WordPressは企業サイトに適しているのでしょうか。

その中でも、私が思うWordPressでつくる企業サイトのメリットと、今後の活用性について考えてみました。

利用者のシェア

随分前から、WordPressは他のCMSと比べて50%超 と半数以上を占めていることが分かっていました。

昨年の記事になりますが、こんな記事がありました。

全世界のサイトの4分の1はWordPressで作られている
http://gigazine.net/news/20151109-wordpress-make-quarter-web/

その他、企業サイトでのCMS利用なら「Movable Type」、「XOOPS」、「Joomla!」、「Concrete5」…などと調べれば山ほど出てきますし、
2016年現在では「Joomla!」が大手企業での採用率が上がっているという記事もありました。

20160428_free_01W3Techs(全世界のウェブサイトの統計をとっているサイト)によると、全CMSにおける2016年現在のWordPressのシェアは59.3%となっているようです。

企業サイトでの利用率となると詳細な数字は出てきませんでしたが、
CMSにおいてはどれもWordPressのシェアと情報量にはまだまだ及ばないのが現状です。

【WordPressで構築された企業サイトの一例】

20160428_free_03価格コム http://corporate.kakaku.com

20160428_free_04 博報堂 http://www.hakuhodo.co.jp/

20160428_free_02_3 FICC inc. https://www.ficc.jp/

管理画面による更新・管理

HTML/CSSの技術がなくても、Webサイトのコンテンツを作成・管理できるというのがCMSのウリとしてよく言われていますが、

WordPressの標準機能として備わっているのは お知らせなどの「投稿」機能と「固定ページ」機能です。
企業によっては、「セミナーを自社サイトから受け付けられるようにしたい」 「お知らせとは別に事例を掲載したい」など、様々な要望が出てくると思います。

WordPressの管理画面の特長としては、「カスタム投稿タイプ」や「カスタムフィールド」と呼ばれる拡張機能があり、
「投稿」や「固定ページ」以外の投稿も管理できるようになります。

例として弊社のウェブサイトの管理画面の一部をお見せしますが、
「制作事例」「ニュース」「ブログ」ともにこの機能をカスタマイズして実装したものになります。

20160428_free_05管理画面の左に独自の名称で投稿機能を追加している。
登録する画像やテキストも、従来の投稿と異なる独自のフィールドを用意している。

豊富なテーマとTIPS

前述したように、他のCMSと比べて50%以上のシェアを占めているということは情報がたくさん存在しているということです。 WordPressには「テーマ」というものがあります。 他のCMSで言うと「スキン」や「テンプレート」と呼ばれますが、このテーマを適用してページのデザインを変更できます。
WordPressが公式で提供しているテーマもあれば、企業サイト用テーマとして、個人や制作会社から配布されているものもたくさんあります。

「WordPress」 + 「インストール」で検索すれば初心者でも分かるようなインストール方法が出てきますし、

WordPressのカスタマイズに必要なテンプレートタグやサンプルコードの情報も、ウェブ上でたくさん調べることが出来ます。

さらに日本語対応されたWordPress専門のフォーラムが存在するので、過去の膨大なチュートリアルから自分の疑問点に応じたTIPSを探したり、
このフォーラムへ投稿して質問することも出来ます。

プラグインによる高い拡張性

「プラグイン – plugin」とは日本語でひと言でいえば「拡張機能」です。
例えば、企業のウェブサイトでは必須なお問い合わせフォーム。

本来、イチからガリガリとコードを書いてカスタマイズして、、、ということが必要な箇所を、パッケージ化されたプラグインを管理画面から適用するだけで、問い合わせフォームの機能が使えるようになる。といったところです。

もちろん、テーマと同じようにこのようなプラグインにもそれぞれ作成者がいて、 コミュニティに集まるWordPress開発者からのドネーションでまかなっていたり、 有料で販売しているものもあります。

ちなみに弊社のウェブサイトでは「MW WP Form」という問い合わせフォームのプラグインを採用しています。
このプラグインの素晴らしいところは、お問い合わせフォームにあると嬉しい「確認画面」「送信完了画面」の機能があり、それらをカスタマイズできることです。

WordPressでお手軽な問い合わせフォームと言えば「Contact form 7」というプラグインが有名なのですが、
この「Conact form 7」は「確認画面」の機能がないので、「MW WP Form」を使用してカスタマイズしているというわけです。

前編のまとめ

さて、ここまで書いたところでなんとなくWordPressの概要はご理解いただけたでしょうか。
全世界で幅広く利用されているということと、カスタマイズ性の高さが分かったところで、次回は「企業サイト」としてWordPressを利用するメリットや、他CMSとの比較なども行ってみたいと思います。

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