CATALOG LOVER’S

第8回 企画書だけではわからない、制作会社選びのポイントとは?

May 24, 2016

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――さて、制作会社を探すべくオリエンシートを作ったログ子。
A、B、C、Dの4社に提案をしてもらうことになりました。

ログ子:ところで、コンペでは、どんなところを見ればいいですか? もちろん、好き嫌いだけじゃダメなんですよね。

カタログ博士:そうですね~。見積もりの金額だけで選ぶのもダメですよ。見積書の見方については、後で説明しますが、まず、プレゼン内容について。

おそらく、ちゃんとした制作会社なら、プレゼンテーションには次のような内容が盛り込まれているはず。

(1)ターゲット分析
(2)同業他社のカタログ分析
(3)(1)(2)を踏まえた企画・構成案
(4)ラフデザイン案
(5)制作スケジュール案
(6)概算見積

ログ子:すごい! ここまで出してくれるんだったら、どこに頼んでもいいのかも!!

カタログ博士:そうですね、しっかりした分析をしてくれる制作会社は、経験も豊富でかなり力のあるところだと思いますが、お値段もそれなりにかかるでしょうね。
各社のプレゼン内容を見比べて、どこか1社に決めるわけですが、ログ子さん、何を見て決めればいいと思いますか?

ログ子:まず、お金? 次に、デザイン案のセンスのよさ? かな?

カタログ博士
う~ん、それももちろん大事なのですが、プレゼンや企画書からは見えてこないところにも注意してほしいんですよ。

ログ子:企画書では見えないところ?

カタログ博士:そうです。
①相性と誠実さ ②スタッフのラインナップ ③実績 ④信頼性と安定性
この4つがポイントです。

ログ子:相性が一番ですか? なんだか意外……。

カタログ博士:カタログ作りは、半年から1年近くかかるロングプロジェクト。相性の良し悪しは案外大事なんですよ。
こちらの要望を言いやすいか、要望に対して誠実に対応してくれるかどうかも大事。これは、プレゼンテーションの様子だけでもある程度判断できると思います。
その制作会社と付き合いのある会社からのクチコミも一応押さえたほうがいいでしょう。プロジェクトの途中で投げ出してしまうような制作会社もないとは言えないんですよ。

ログ子:なるほど~。②スタッフのラインアップって何ですか?

カタログ博士:自社内に、カメラマンやコピーライター、デザイナーなどのクリエイターをどれだけかかえているかということ。
自社内にこれらの専門家がいない場合は、制作会社から外注ということになるので、費用がかさんだり、意思疎通がはかりづらかったり、迅速な対応が難しかったりするんです。

③の実績については、過去の制作物など実績を見せてもらうのが一番。カタログ制作は膨大なデータを扱ううえに、間違いが許されない緻密な作業。経験豊富な制作会社のほうが安心なのは言うまでもないでしょう。

④の信頼性・安定性については、相手の会社の経営状況もチェックしておくこと。プロジェクトの途中で制作会社が経営破綻してしまったら、泣くに泣けません。

まあ、③④は、エントリー企業の選定前に調べておくべきことかもしれませんね。

次回に続く)

<今回のポイント>
・制作会社を選ぶには、企画書以外の要素にも着目しよう
・チェックポイントは、
 ①相性と誠実さ ②スタッフのラインナップ ③実績
 ④信頼性と安定性

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