デザイン

「知ってもらう」と「知らないを知ってもらう」

September 28, 2012

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こんにちは、鈴木です。

デザインという言葉は、便利な言葉で色々な場面で使われることが多く、 一言では言いにくい側面を持っています。

編集デザインという部署を持つ弊社にとっては、 扱うものは「情報」が主になります。 情報デザインと絞ってしまうと比較的わかりやすくなるかもしれませんが、 よく言われることは、情報を人に効率よく伝えるためにわかりやすくするということです。 そのためには多くの情報を一緒にしない、また理解してもらうことに時間をかけないようにするといった 工夫をするわけです。

MR.DESIGNを主催する佐野研二郎氏は 制作コンセプトに「シンプル・ボールドであること」と言っています。つまりは明快で強い印象を与えるものづくりということを言っているのだと思います。

例えば、伝言ゲーム。

伝言ゲームは言葉が複雑になればなるほど失敗します。 伝えるにはよりシンプルでより明快な言葉を選択していく必要があるわけです。

シンプルにすることは「知ってもらう」ことを効率的にする仕掛けの1つだと思います。

また、その見方とは逆になるのかもしれませんが、 私は「知らない」ことを意識させることも 情報デザインの役割としては必要な時もあると思うのです。

いかに知らないか、知らなかったかを意識させることで もっと知りたいという欲求をかき立てる。 知っている気になっていたのもを違った視点から刺激することで それは全く違ったものになることもあります。

ユーザーの能動的な動きを刺激できればそれに超したことはない。

「知ってもらうこと」と「知らないことを知ってもらうこと」。

ちょっとソクラテスみたいになってしまいましたが。

 

私たちも分かりやすく簡単なものに慣れてきているものの、 知らない、知りたい情報に出会った時は覚醒したかのように行動が変化します。

一見異なる2つの視点ですが 情報デザインにとっては重要な要素のような気がしています。

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ライター紹介

SUZUKI.K

クリエイティブディレクター

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