フリートーク

季節のスイーツ_ずんだの巻

September 3, 2014

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最近ではずいぶんメジャーになったので、枝豆のスイーツ「ずんだ餅」をご存じの方も多いと思います。
ゆでた枝豆をすり潰して砂糖を加え餡にして、お餅にからめる東北地方の郷土料理で、枝豆の黄緑色が目にも爽やかな和菓子です。
豆を潰す事から「豆打(ずだ)」→「ずんだ」と言うようになったと聞いています。

もう10数年前になりますが、初めてその存在を知り、ずんだ餅を食べるために仙台まで車を交代で運転して女子三人旅をしたことがあります。
夏の期間限定商品なので9月の1~2週目までが時期で、ちょうど今頃の季節に急に出掛けることになりました。
行き先は、有名観光ガイド雑誌に載っている店で、ずんだ餅とクルミ餅とごま餅のセットを食べて、公園の出店でずんだシェイクを飲んで、仙台駅の構内のお店(デパ地下?)を巡ってお土産用のずんだ餅を買いました。
初めて食べた時は意外性のある味わい…という感じでしたが、枝豆のつぶつぶが残った食感と塩甘い味がやみつきになりそう!という嬉しい衝撃でした。

当時はまだ、東北出身の方以外には、なじみのない食べ物だったので、「枝豆が甘い…?」という微妙な反応をされてしまい、お土産もあまり喜ばれなかったのが悲しいところでした。
それ以来「ずんだがもっと広まって身近で味わえるようになったらいいのに」と思い、ケーキ屋さんやお菓子メーカーの「食べたい味」アンケートに「ずんだ」を記入しましたが、きっと「ずんだってなに…??」という反応だったにちがいありません。まったく消費者の意見として反映されることはありませんでした。

それが、何年か後、コンビニスイーツや各お菓子メーカーから、季節限定フレーバーとして「ずんだ」が出回るようになったのです。
気が付けば、東北まで行かなくても高速のサービスエリアに、日持ちがするお土産用の箱詰めのずんだまんじゅうなどもあります。
すっかり定番になったのか、スーパーのおはぎやお団子にもずんだ餡があります。

関東での「ずんだ」の認知度が上がったので、嬉しい限りです。
最近は熱中症対策の塩甘い飲み物やお菓子などが出ているので、多くの人に以前より抵抗なく受け入れられているのかもしれません。
枝豆に含まれるビタミンB1は、消化液の分泌を促すとともに、糖質をエネルギーに変換してくれるはたらきがあり、夏バテの原因である食欲不振から来るスタミナ不足の解消や疲労回復に効果的なのだとか…。
夏の暑い時期に旬の素材で暑さに負けない甘味を作っていたのですから、昔ながらの知恵ってすごいなと思います。

洋風にクリームとコラボしたずんだスイーツもありますが、やはり一番おいしいのは、シンプルにずんだ餡をからめた「ずんだ餅」だと思います。
着色料などは使わず自然な枝豆の色で、潰しすぎないつぶつぶ感の残った、枝豆の味がわかる程度に甘すぎない、本来の「ずんだ餅」です。
デパートの物産展では、本場物を購入することができます。日持ちがしないので冷凍で販売していますが、一晩解凍すると、できたてと同じに味わえます。

お好みで好き嫌いは分かれるスイーツですが、都内では池袋にアンテナショップ「宮城ふるさとプラザ」が有り、ずんだ大福など本場の味が購入できます。機会があれば立ち寄ってみてください。
「宮城ふるさとプラザ」http://cocomiyagi.jp/

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SAKURAI.C

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