今年はなんだか夏が終わるのが早くて、8月の終わりに合わせてセミたちの合唱も終わったような気がします。
ベランダで朝顔とオシロイバナと同居しているふうせんかずらも、いつのまにか膨らんでいました。
ハートマークの種が獲れるのが楽しみです。
この時期になると、結構あちこちに植えられている金木犀の樹に目が行きます。
普段は目立たない樹だけど、お花はものすごい自己主張屋さんです。
町中が金木犀の匂いになって毎年のことながら感動します。
そしてなぜか小学校のころの運動会を思い出します。
会社の前にある植え込みでよくみる植物です。夏から秋に白い花を咲かせます。
アベリアというそうです。花の時期はもう過ぎてしまいました。
この植え込みからいつも「チッチッ」とか「キッキッ」という音が聞こえます。
虫の声みたいだけど鈴虫ともコオロギとも違うしなーと不思議に思っていました。
調べたところ「鉦叩(かねたたき)」という虫の声でした。
小さいコオロギみたいな姿をしています。(実物はまだ見たことがありません)
かねたたきは街路樹や庭木にいるということですが、アベリアの植え込みからよく聞こえるので、かねたたき的に住みやすいのかもしれません。
イチモンジセセリもよく来てるので、イチモンジセセリ的に美味しいのだろうなと思います。大人気です。
(そういえば、昔はよく見た、エビみたいな「オオスカシバ」は最近見ていないです)
毎日がドタバタで、季節の移ろいを感じる余裕もない・・・と思ったら、意外に色、音、香りで楽しめていました。小さな提供者たちに感謝です。