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【新入社員研修】vol.4 オンライン研修 TATSUMI.M

June 10, 2020

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今回はこの春に入社した2名による研修についてのブログになります。
研修を経て感じたことをそれぞれの視点で各2回の全4回でお伝えいたしましたが今回が最終回となります。

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こんにちは、das.新入社員の立身です。

春からリモートワークを続けて来ましたが、6月からついに出社することになりました。新緑を感じながら通勤できるのは気持ち良いですが、あっという間に梅雨の時期ですね…。
みなさまはいかがお過ごしでしょうか。

「オンライン研修について」の紹介記事、第四弾となります。
今回はデザイン研修を受けてみて学んだことを、自分のデザインに対する考えを交えながらお話しさせていただきます。

デザインって何?

私は日頃から、可愛いお菓子のパッケージに目がないです。
コンビニで買えるようなものから、デパートで買うものまでパッケージが気に入ったものであれば、中身をあまり気にせず手に取ってしまいます。
この“パケ買い”という行為にもデザインが関わってきます。

でも、見た目が素敵なものや、目を引くためのものだけがデザインなのでしょうか?もちろんビジュアルは大事ですが、実はデザインの本質というのは、別のところにあります。
偉そうに言っておりますが、私もつい最近までビジュアルばかりにこだわった制作を行なっていたので、デザイン研修は考えを改めるきっかけになりました。

もともと、デザインというのは「設計」のことを指しており、モノやコトを形にするための土台のような役割をしています。見つけた課題を、一番シンプルに伝わる形に落とし込むための「設計図」だと考えてください。そして、この設計図をもとに表現していくことがクリエイティブ(想像)となります。
しっかりとした足場をつくってあげなければ、その上に成り立つクリエイティブの部分は、ただの飾りになってしまいますよね。

誰のために、どういう手段を使い、どうなってほしいかという明確な目的を持って、問題を解決するために考えることこそが重要になってくるのです。

そんなデザインのプロセスを、お客さまの問題解決に役立てようとしているのがdas.のお仕事です。
お客さま自身も気づかなかった問題の本質を見抜き、提案し、最適な形に落とし込むことをサポートしています。

今回は、そんな「das.のデザイン」が目指しているものは何かを知るため、弊社のクリエイティブディレクターであるS.Kさんがデザインの研修をしてくださいました。
実際にS.Kさんが手がけたコーポレートロゴの案件のプロセスを辿りながらワークをすることで、デザインする上でのポイントを学びました。

【know】まずは相手を知ることから

基本的にどんな案件でも、相手のことを知ることがスタートとなります。
今回は企業のロゴを考えるワークということで、主にwebサイトを見てリサーチをし、シートにまとめていきました。webサイトには会社の情報が集約されているので、基本的な情報を収集するのにチェックしておくべきところです。
本来であればヒアリングを重ねることでお客様が本当に悩んでいる部分を丁寧に探っていきます。

【find】ヒントを見つけるための環境を整える

次に、集めた情報を整理し分析する作業に入ります。
ロジックツリーという言葉を網羅的に書き出す方法を用いることで、情報を広げ、重要な部分を洗い出していきます。 この作業を行うことにより、今まで見えていなかった部分を浮かび上がらせることができます。
加えて、調べている時に感じたことや、客観的なイメージを書き足すことで、キーワードに膨らみを持たせていくことも大切になっていきます。

【think】変化し続ける中で何が必要なのかを考察する

情報の整理が終わったら、選出したキーワードから見えてくる問いや疑問に仮説を立てていく作業に移ります。現状の変化を見極めしっかりと結びつけていくことが必要とされます。

色々な切り口で仮説を用意しておくことで、形に落とし込む作業で行き詰まった時に立ち返ってみることができるので、言葉選びは丁寧に行うのがポイントです。引き出しの数を増やしておくことで、お客さまが他の案を求めている時でも、すぐに対応することができますよね。

【intention】着地地点を言葉にしてみる

設計図がみえてきたら、そこに厚みを加えるクリエイティブの部分に入っていきます。
この工程では、仮説にストーリーをつけることで、伝えたい意図を明確にしていきます。具体的にいうとコンセプトデザインがこの部分にあたります。
コンセプトはターゲットに意図を理解してもらいたい時に、目指しているものは何かを一言で伝える役割をもっています。
この「言葉のデザイン」が一番重要だと、私は思います。
今までぼんやりと存在していたイメージを、引き締めてくれる感じがします。
考えを言葉に出してみることで、具体的なアイデアが出せますし、問題の解決策へのルートを明確にすることができますよね。

【beauty】形に落とし込んでいく

言葉のデザインができたら、それを目に見える形でアウトプットしていきます。
今回はロゴのラフ案を考える作業をしました。
この作業をしていておもしろいと感じたのは、同じ問題に取り組んでいても、扱う要素や出来上がる形は人それぞれ異なることです。そう考えると実は問題の解決策はひとつとは限りませんよね。
研修でも実際のロゴ案を見せていただきましたが、バリエーションに富んでいて、とても勉強になりました。
魅力的なデザイン案がいくつあっても、最終的にはひとつに決めなければいけないのが現実です…。それでも、自信を持って自分らしいデザインの提案ができるように心がけていきたいです。

【moving】完成がゴールではない

デザインは、形をつくって世の中に出すことが目的になってはいけません。
世の中に実装されたデザインに触れた人の感情を動かすことができて、はじめてデザインとしての機能を果たしたと言えます。
このとき、デザインにかけた熱というものはお客さまにも伝わります。
自分が満足いかないものに対してお客さまが心を動かしてくれるはずがありませんよね。
求められているデザインに対して答えるだけではなく、常に新しい提案をしていけるデザイナーになるため、日々デザインを学んでいこうと思います。

デザインとは考え続けること

最初の方でもお話ししましたが、学生の時のデザインは、自分の作りたいものを自由に表現することができたので、クリエイティブの要素に偏った制作をしていました。「こんなのがあったらいいのに」と考えてはいるものの、誰のためなのかは、ぼんやりした想定で終わらせてしまっていました。
しかし、この研修でデザインの考え方や、実際の案件のプロセスについて学んでみて、お客さまの問題をデザインで解決に導くことが単純にかっこいいと思いました。
常に先を見て考え続けるだけでなく、それを表現できるデザイナーという仕事ができることにとてもワクワクします。
仕事として責任を持たなければいけないので緊張はしていますが、お客様や社員のみなさまと一緒にデザインできることは本当に嬉しいかぎりです。

またこの研修では、苦手や弱みだと感じている部分も、持ち味に変えることができることを教えていただきました。これからは自分らしさを活かし、問題解決のためのデザインに向き合っていきたいと思います。

長くなりましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。

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TATSUMI.M

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