社会福祉法人 檸檬会

奈良おもちゃ美術館 webサイト制作

Web・APP

奈良おもちゃ美術館 webサイト制作

デジタル・アド・サービス(以下das.)では、2025年春にオープンした奈良おもちゃ美術館のwebサイトを制作しました。施設を運営するのは、保育事業や障がい福祉事業を担う社会福祉法人 檸檬会様です。グランドオープンまでの半年間で檸檬会様の温かな思いが視覚から伝わるビジュアルデザインに仕上げました。

STORY

目指したのは「誰でも利用しやすい効果的なサイト」

東京・福岡に続く、おもちゃ美術館サイト制作

地域の自然や文化を感じながら、遊びを通じて人と人がつながる交流&体験型のミュージアムおもちゃ美術館。過去に東京おもちゃ美術館、福岡おもちゃ美術館のサイト制作を担当した経緯があり、奈良おもちゃ美術館のwebサイト制作をご依頼いただきました。

関西初のおもちゃ美術館となる奈良おもちゃ美術館は、教育と福祉の総合コミュニティ「ソーシャルインクルージョンヴィレッジ

にある、誰もが自由に、安心して遊べる場所です。

その特徴をwebサイトから伝えられるように、キックオフミーティングからミニワークショップをご用意し、檸檬会様と制作チームの視座揃え力を入れました。


緻密なヒアリングから生まれたブレのないデザイン

檸檬会様と共に目指したのは、施設の魅力を伝え、来館へ導く効果的なサイトの制作です。特に、コアターゲットとなる子ども連れの親御さんやおじいさま、おばあさまに魅力が伝わり、どこで何ができるのかを理解してもらうというゴール設定を行いました。

キックオフミーティングでは、「誰に(目的)、何を(情報・内容)、どのように(演出)」を軸に、サイトで達成したいことや伝えたい魅力など、方向性を抽出。

この時のヒアリング内容をもとに、サイトマップや仕様、デザインなどをご提案しています。デザイン提案では、社内でデザインコンセプトワークを行い、その内容をベースに発案させていただきました。

デザインのキーワードとなったのは「アットホーム」です。「カラフルな個性が、イキイキしていることを通して、アットホームさを表現する」というデザインコンセプトを掲げ、「笑顔・エネルギー」が感じられるシェイプを多用しています。

全体のトーンについても、アットホームさを感じる明度・彩度で調整しました。また、サイトの回遊性や必要な情報を見つけやすいように情報設計やテストを繰り返し行なっています。

檸檬会様と週に一度定例ミーティングを行い、各担当者の進捗確認・タスク確認・課題確認をこまめに実施。サイト公開までスケジュールが滞ることなく、一貫性を持って作業を進められました。3月20日の奈良おもちゃ美術館グランドオープンに向けて進行管理を徹底し、デザイン制作、ライティング、撮影を行いました。撮影では親子モデル、美術館スタッフの皆さんからもご協力をいただき、写真からも「子どもが安全に心から楽しめて、一緒に来館したご両親も安心できる」というメッセージを表現できるようにディレクションしています。


創造力で届けたい思いを形に

視覚で感じる安心感とわくわく感

美術館のwebデザインを気に入っていただけたことで、併設する「MOKUMOKU Cafe 本のある山のカフェ」のロゴ制作も追加発注いただく形となりました。


複数点ロゴデザインを提案したなかで採用されたのは、積み木の丸みを帯びたシルエットを生かしたもの。本を通じた新たな発見とひらめきを「イエロー」、屋外でも楽しめるオープンな環境を「オレンジ」、おいしいコーヒーと木の温もりを「ブラウン」、自然豊かな環境を「グリーン」で象徴しています。

トップページで目に留まる「いつもの遊びに、いくつもの発見を。」というタグラインも、社内コピーライターによる提案です。これは、奈良おもちゃ美術館が提供する「おもちゃ体験」「多世代の交流」を、ターゲットにとっての体験価値として表現したものになっています。


Shifter(シフター)でセキュリティも配慮

サイトは、公開後も安心して運用・更新いただけるように、WordPressを静的配信するサービス「Shifter(シフター)」を採用しています。これによりセキュリティの不安を排除し、サイト運用する檸檬会様のサーバー保守の負担を大幅に軽減できるように配慮しています。


多彩なクリエイターとの共創で広がる可能性

das.には、webサイト制作だけでなく、コピーライターやイラストレーターなど、多種多様なクリエイターが在籍しています。それぞれの強みを生かし、短期間でゴールを目指せる。チームの強みが光る事例となりました。


Voice

プロジェクトで印象的だったこと

事業や業界を踏まえ、常に提案型で進めていただけたことが非常に心強く感じられました。Miroを活用し、必要な情報がすべて整理された状態だからこそ、毎週の定例会議では議論に集中でき、他業務と並行しながらもスケジュール通りに進行できました。さらにロケ撮影に向けた段取りや当日のディレクションも対応いただき、安心してお任せできる体制だと感じました。結果としてプロジェクト全体がスムーズに進み、期待以上の成果につながったと実感しています。

檸檬会 ご担当者様

TEAM

CREATIVE DIRECTOR:
KAMATA.YDIRECTOR

MEMBERS

M.Kato

Web Director

M.Kato

Y.Kamata

Creative Director

Y.Kamata

E.Uchino

Copywriter

E.Uchino

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